【第4回】 地域を愛し、地域に愛される 「高司つくし会」

地域を愛し、愛されるボランティアグループ「高司つくし会」主催のもちつき大会へ行ってきまし た! 

高司つくし会について

まちづくり協議会、自治会、子ども会、民生児童委員、老人会、婦人会、そして住民が協力し合 い、地域を盛り上げるための活動を行なっています。 これまでに、コロッケづくりを一緒にやろう会や、もちつき大会、そうめん流しなど、毎回10 0人以上の参加者で溢れる大人気のイベントを毎年行なっています。 

つくし会代表の久米さんにインタビュー 

元々、まちづくり協議会がきっかけで地域活動を始められた久米会長は、意外にもまだ活動歴は 5年ほどだそうです。 高齢化や少子化でつながりが薄くなってしまった地域を盛り上げたいという想いでつくし会を立 ち上げました。

つくし会立ち上げから、まだ3年ほどしか経っていませんが、行動力や想いに共感して参加する メンバーが増えていき、今つくし会は数え切れないほどの協力者でいっぱいです。

久米会長のやさしくて頼りになる、そしてちょっぴり可愛らしいお人柄に惹かれている人も多い事でしょう。 

おもちを食べる久米会長

みんなでお餅をつこう会♪ 

インタビューの日は、つくし会の年末恒例イベント、餅つき大会でした!スサノオ神社の敷地内、 高司会館でなんと朝の4時ごろから準備をしていたそうです。 

まず驚いたのは、ボランティアなど自主的に参加されている方の多さ。総勢50名ほどいたのではないでしょうか。

そして参加者の多さ。お餅を食べに、こどもから大人までたくさんの人が入れ替わりたちかわ り、毎年100名以上が参加されているそうです。 

入り口を入るとすぐに、白い湯気がモクモクとたち、もち米のいい匂いが漂います。 まきで火をおこし、もち米を蒸して、杵と臼でお餅をついているのは、有志で集まったおやじの会のみなさん。 

お餅つきの日になると、どこからともなく集まるそうです。素晴らしい。

せっかくなので、取材班もお餅つきを体験させてもらいました!

お餅を返す「あいのて」は、リズムに乗りながら、おもちをひっくり返す。テレビでみたことあ るけどやってみたらめちゃくちゃ難しい・・

こどもたちにとっては、昔ながらの手法でのお餅つきをする機会はどんどん減っていく中で、地 域の先輩方とふれあいながら、古き良き時代を体験できるとてもいい機会になっていると思いま す。 

所変わって会館の中では、女性陣が中心となり、美味しいきなこ餅と大根おろし醤油のお餅が振舞われていました。 

若い子育て世代からシニアまで、幅広い世代の方がお手伝いをしたり、美味しいお餅を一緒に食べ、まさしく多世代交流が実現している、素敵な空間でした。 

地域のひとり暮らしの高齢者にもおすそわけ 

お餅つき会でついたお餅は、会館に来られた参加者だけでなく、みかんとホッカイロをつけて、 民生委員の方々が地域の一人暮らしの高齢者のお家へそれぞれ手配りしているそうです。

イベントには来れなくても、地域の「あたたかさ」や「つながり」を感じることができる、素晴 らしい取り組みだと思います。 

取材班の私たちも、美味しいお餅をいただきました!ありがとうございました。

これからも、たくさんの人に笑顔を つくし会の活動は、たくさんの人を笑顔にしています。この活動が広まり、いろんな地域で人を 笑顔にする活動が芽吹き、関わる人が増えることを願います。

地域活動って楽しいよ! 

次回は夏、そうめん流し! 

意欲的に様々な取り組みをしているつくし会。次回は夏のそうめん流しというビッグイベントがあ ります。

毎年とても盛り上がるというこのイベント、エイジの取材班も再び伺いたいと思います! 

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